宝塚の入り待ちについて。
私が初めて観劇したのは
2016年11月25日〜12月25日 東京宝塚劇場
雪組公演
ミュージカル・ロマン
『私立探偵ケイレブ・ハント』
作・演出/正塚 晴彦
ショーグルーヴ
『Greatest HITS!』
作・演出/稲葉 太地
↑の作品でした。
通院先の獣医さんが宝塚ファンだったのですが、『当日券もあるんだよ。』と言っていたのをふと思い出し、(当時は全く興味無かった)なんとなく行ってみました。
公演が11時からの場合、9時半から当日券が売り出されます。
土曜の朝7時半ごろに劇場に着くと、すでに70人位並んでいました。
宝塚のホームページに当日券が何枚でるか前日に表示されるのですが、それが42枚だったのでかなり焦りました。
後で知りましたが、当日券(42枚)+立ち見席の販売だったのでなんとか購入できたのです。
チケット難の為、当日券はB席がほとんどですが、中には劇団が関係者用に確保していた分が流れてくることもあるそうです。経験がないので分かりませんが。( ˙-˙ )
ちなみに立ち見は1500円という破格の安さです。
一度見ても損はないかと。
当日券に並んだのは12月。鼻水垂らしながら固まっていると、前方にぞろぞろと人が並び出すではありませんか!
これが、噂に聞く入り待ち!
その時はトップスターの早霧せいなとトップ娘役咲妃みゆの退団発表があったらしく、入り待ちが多いと、周りの方が喋っていました。ほほぅ。
ファンはどんな人がいるのかと興味津々に一人一人の顔を眺めていましたが、
気づいたのは、皆さんおしゃれ(若めの服)ということ。
ファン活動って女子力上がるのか。。
本格的なカメラを携えたジェンヌ専属カメラマンみたいな方もいて、それぞれいろんな用途がありそうで、闇が深いです。←
とりあえずびっくりしたのは規律の整ったファンの動き。
宝塚の人が来る順番に合わせ、それぞれのファンクラブがさささーっと移動し、前方を占拠します。
「ガード」なるものらしく、
宝塚スターはガードをするファンクラブにだけお喋りをしたり、ファンクラブの人からプレゼントやお手紙もらったりが毎朝のルーティンらしいです。
羨ましいですね。羨ましいです。現金入りのプレゼント欲しいですね。
決してファンクラブ以外の人は近づけません。
ファンクラブの方はお金だして、毎朝のイベントを楽しんでいる訳ですから。
とは言っても外野グループにも宝塚スターの話してることが聞こえてくるので、
おこぼれはもらえます。スターの視線は全くもらえませんが。
所詮見たところで誰が誰だか、分かりませんし。
色々仕組みが決まっていて、入り待ちに行っただけで宝塚の歴史を感じます。
ファンってすごい。偉い。